イップスはスポーツ選手にとって非常に恐ろしい症状です。
ここでは、イップスの克服、改善する方法について触れます。
イップスの発症原因
まず大切なことは原因を特定することです。
イップスの原因は大きく分けて二つに分類されます。
メンタル面から発症するイップス
先輩・コーチ・監督・先生等に対するプレッシャーやボールコントロール等に対する過度な意識から動作に支障をきたし、それを繰り返し行ってしまうことでイップスが悪化していくケース。
技術的問題から発症するイップス
ケガによる痛みやそれをかばうことで発生するフォームの歪みや、
身体の一部だけを使って行う正しくないフォームからイップスが発症するケース。
イップスを治すために必要な考え方
これらの原因から、イップスの治し方も大きく分けて二通りあると言えます。
一つはメンタル面のケア、もう一つは動作自体の見直し・改善です。
技術的問題から発症するイップスを改善方法
動作の再構築
適切な重心位置の理解と、初期に戻っての根本的な動作の再学習が必要です。本来の動きを取り戻し、円滑な動作を導き出します。
動作の連動
身体の上下左右、部位同士の納得のいく連動性を再構築する。これを確固たるものへと昇華させる。
再現性を高める
再構築された動作の再現性を高めるため、反復練習を繰り返す。
それでも治らなければ
これらの事を試してみても改善がみられない場合は専門家にご相談ください。