イップスとは
特定の状況で、今まで普通に出来ていたことが出来なくなることをイップスと言います。
イップスという言葉の起こりはスポーツから
イップスが広く認知されるようになったのは、1930年頃に活躍したプロゴルファー「トミー・アーマー」がその症状に陥り、最初にイップスという言葉を使ったからと言われています。
ビジネスパーソンにも現象が
イップスの発症はスポーツ界に限らず、一般的なビジネスパーソンにも起こる可能性があり、特に重要な決断をする際、経営者やマネージャーなどがビジネスイップスに陥りやすいと言われています。
ビジネスイップスの症状
やる気のあるビジネスパーソンは次々と結果を出し、地位が上がり、責任が重くなる。その際、大きなミスや裏切りなどを体験してしまうと、そのショックが潜在意識に刻まれイップスに陥ってしまいます。
決定することを躊躇し、ひどい場合は事業意欲さえ失います。
どんな人がなりやすいのか
・真面目
・責任感が強い
・優しい
等の性格の持ち主が発症例としては多く、考え込んでしまう人は特に気を付ける必要があります。
ビジネスイップスの対処法
誰かに打ち明けるなどして、自分がイップスであることを受け入れることが最も重要であり、休暇を積極的に取ったり、早めの帰宅を心がけるなど、精神をリラックスさせることも有効です。落ち着いたら自分の得意とすることから業務をこなしていき負荷をかけすぎないようにしましょう。
自分だけで抱えず、部下を信頼して仕事を任せたり、業務全般を俯瞰で見渡し、確認することで心の余裕も出来てくることでしょう。
なかなか楽にならず、周りに相談相手も居ない場合は、一度、専門家に相談してみましょう。
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